第13回島清恋愛文学賞を受賞した『眠れぬ真珠』

芸能人の方がかなりの年齢差で結婚されたというニュースの耳にすることが多いですね。

ただ、自分の周りで一回りも年の離れた相手と結婚したという話は聞いたことがありません。

特に女性が年上のケースではせいぜい3~5歳くらいの差でしょう。

女性にとって年齢というのは、どうしても目を背けることができないものです。

朝目覚めて、鏡の前に立って、目元がカサつき、どこか疲れた顔をしている自分を見た時。

たまにはと、メイクも落とさずに遅くまで遊んだ次の日の肌荒れ。

若い頃には意識もしなかったことから、自分は年を取ってきたのだなと…と感じるものです。

どれだけ、打ち込める仕事や趣味があったとしても、「いつまでも女性でいたい」という気持ちを捨てることはできないでしょう。

そんな女性の気持ちを描いた『眠れぬ真珠』。

こちらもまた石田衣良先生の作品。

とても男性が描いた女性とは思えないほどのリアリティで、第13回島清恋愛文学賞を受賞しています。

45歳で更年期障害に悩む女性が、28歳の魅力的な男性と恋愛に落ちます。

愛される喜び

愛される不安

愛したい気持ち

幸福であればあるほど、終わりがあるのではないか。

年齢を重ねた女性の戸惑う気持ちに、思わず感情移入してしまいました。

安易に希望を持って良いのかわかりませんが、恋とか愛をしてみたくなります。